本日、第163回芥川賞・直木賞の候補作が発表されました。
芥川賞では、太宰治の孫にあたる石原燃さんのデビュー小説「赤い砂を蹴る」が初めてノミネートされ話題になっています。
今回は、石原燃さんの夫や家族・本名、経歴についてまとめてみました。
石原燃(いしはら ねん)は本名?
劇作家の石原燃さんは、いしはら ねん と読みます。こちらはペンネームで、
本名は 津島 香以(つしま かい)という名前です。
あの文豪 太宰治の孫として話題になっていますが、お母様も作家の津島佑子さんです。
ネームバリューがすごすぎて、敢えて津島姓を名乗らず、ペンネームで活動されているのかもしれませんね。
石原燃の家族は?
石原燃さんは、母、祖父がすごい方だということが分かりました。
と、三代に渡って作家活動をされています。
【太宰治の孫 芥川賞の候補に】https://t.co/oOPcm3M3ZO
第163回芥川賞、直木賞の候補作が発表された。芥川賞には2016年に死去した作家津島佑子さんの娘で太宰治の孫にあたる劇作家、石原燃さんらの5作品がノミネートされた。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 16, 2020
石原燃、夫やその他の家族は?
では、石原さんに、現在夫や子供はいるのでしょうか。
こちらで一緒に写っている男性が夫と思われます。(石原燃さんフェイスブックより)
また、こちらは家族写真のようで、娘さんが2人いらっしゃるようですね。
残念ながら、旦那さんや娘さんの情報がなく、夫がどのような人なのかは分かりませんでした。
これから情報が分かり次第、追記していきたいと思います。
石原燃の経歴は?
出身大学は、武蔵野美術大学建築学科です。
作家なので文学科と思いきや、若い頃は建築を志していたのでしょうか。
現在は、日本劇作家協会会員で、非戦を選ぶ演劇人の会実行委員をしていらっしゃいます。
また、2007年より劇団劇作家に所属し、他団体への書き下ろしを中心に活動されました。
2012年5月に劇団劇作家を退団後、演劇ユニット燈座(あかりざ)を立ち上げ、
2010年には、日本の植民地時代の台湾を描いた『フォルモサ!』が劇団大阪創立40周年の戯曲賞にて大賞を受賞し、話題になりました。
その後も、2011年に、原発事故直後の東京を描いた短編『はっさく』がテアトロ誌に掲載されたり、
その抜粋版がNYの演劇人が立ち上げたチャリティー企画「震災 SHINSAI:Thester for Japan」で取り上げられ、2012年3月11日に全米で上演もされています。
その他にも、義足を盗まれる事件に遭遇した母娘を描いた『人の香り』や、NHK番組改編事件を扱った『白い花を隠す』など執筆されています。
石原燃さん、ノミネートを受けてコメント!
先日文學界にて発表しました拙作『赤い砂を蹴る』が、この度芥川賞候補作に選ばれました。
また、単行本が7月初旬に発売されます。
雑誌への掲載すら難しいんじゃないかと思いながら書いていた作品だったので、書籍化されることはとても嬉しいです。
また、候補作に選ばれたことで、今後、小説も書き続ける環境が得られたであろうことには、プレッシャーと共に喜びを感じます。
個別にご連絡をいただいた皆さま、ありがとうございます。
返信が簡単になってしまってすみません。また、ご自分のタイムラインにシェアしてくださっている投稿には気がついていないものもあるかと思います。すみませんが、こちらでまとめてお礼をさせていただきますね。ありがとうございます。
候補者を紹介する方からすると、「今年の候補には〇〇な人がいます」的なことを書きたいらしく、母や祖父の名前が取りざたされています。母のことを書いた作品なので、母の名前を出されるのは仕方ないかなと思っていましたが、それ以上に祖父の名前が大きく出ていて、やっぱりそうなっちゃうか…と残念な気分です。まあ、しょうがないですけどね…。
母があれだけの作品を残しても言われ続けたことを、私にはね除けることができるのかわかりませんが、まあ、気にしないようにしていきたいと思います。
芥川賞はなぜかマスコミの注目度がとても高い賞ですが、中短編を対象にした新人賞ですので、変に浮かれず、平常心で、淡々と、今後も執筆を続けていきたいと思います。
今後もよろしくお願い申し上げます。
ー石原燃 Facebookより
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石原燃 プロフィール
名前:石原燃(いしはら ねん)
本名:津島 香以(つしま かい)
生年月日:1972年5月(2020年6月現在 48歳)
出身地:東京都
在住地:大阪府