この可愛らしい女子高生をご存知でしょうか?
2017年、「ミスiD2018」という女性オーディションで特別賞を受賞した「Saya」です。
可愛らしいルックスと透明感でたちまち話題となりました。
驚いたのは、なんと彼女は実在する人間ではなく、3DCGだったということです。
今夜(5月24日)の情熱大陸で、「Saya」を作り出した、3DCGアーティストユニット「TELYUKA」が登場します。
今回は、「TELYUKA」について、プロフィールなどを調べてみました
3DCG「Saya」とは?
3DCG の女子高生キャラクター Saya が最初に注目を集めたのは、2015 年 10 月のことでした。
Twitter で画像を公開したところ、世界中のネットユーザーから「本物にしか見えない」「リアルすぎる!」と大きな反響を得ました。
このCGを制作しているのは、ハリウッドなどの大きな組織ではなく、日本の夫婦ユニットということも驚きですね。
お二人は、「透明感のある肌」にこだわり、
実在の人物を3Dスキャンし、読み取った肌の画像を骨格に貼り付けるという一般的な手法ではなく、
ペイントソフトなどを使って一から手書きしていったそうです。
また、AI技術を取り入れたことで、対峙した相手に対し、笑みを浮かべたり、手を振ったりもできるのです。
こうして、「TELYUKA」が生み出した「Saya」は、どんどん成長していきます。
TELYUKAの過去の作品は?
2015年に、X JAPAN・hideの”ホログラフィックライブ”が行われました。
このときも、3DCGで、hideを驚くほどリアルに再現していました。
このプロジェクトにもTELYUKAさんが参加されていて、一躍脚光を浴びたそうです。
TELYUKA プロフィール
TELYUKAとは、ご夫婦の名前に由来しているユニット名です。
お二人は、 在籍していたCGの制作会社で出会い、その後結婚されました。
2011年頃、フリーランスの3DCGアーティストユニット「TELYUKA(テルユカ)」として活動を開始。
Sayaの他に、CGディレクターとして国内外のプロダクションからムービーの制作やキャラクター関連のデータ制作を依頼され作成しているそうです。
~プロフィール~
TELYUKA(テルユカ)
石川晃之(技術・システム担当)/石川友香【ディレクション・アート担当)
GarateaCircus株式会社代表。共にCGゼネラリストアーティストとして、ムービー制作やキャラクターアセット制作を経験。
CG技術の飛躍を見た2011年頃から、フリーランスで夫婦ユニット「TELYUKA(テルユカ)」として、フォトリアル表現を中心に活動を開始。
2015年頃から、約4年をかけて「Saya」を制作。現在はSayaのようにリアルなキャラクターの制作、そしてコンピューターグラフィックスの新しい可能性を求め、研究開発を進めている。
TELYUKA、情熱大陸で特集!
有難い事に去年の春からの長期で取材してくださいました。
「人とは違うSayaらしさ」って何なのか、その表現を突き詰める事が私達らしい生き方になるんだろうなあと思っています。24日23時から情熱大陸です~!https://t.co/GjWWM2vgcm#情熱大陸 #mbs #tbs #TELYUKA #Saya #3dCG pic.twitter.com/o0YuTBn9Ud
— TELYUKA_Saya (@mojeyuka) May 18, 2020
5月24日 23:00~「情熱大陸」
3DCGアーティスト/TELYUKA
「リアルすぎる女子高生CG」を生み出した夫婦。
彼女は、更なる進化を続けていた。#情熱大陸 #mbs #tbs #TELYUKA #Saya pic.twitter.com/cY2vn1sNVd— 情熱大陸 (@jounetsu) May 17, 2020
ますます人間らしくなっていくSaya。
これからのSayaの成長と、TELYUKAさんの地道な制作活動が楽しみです。